債券は、発行体となる国や地方自治体、あるいは企業が資金を調達するために発行しているものです。投資家が債券を購入したお金が発行体の資金となり、簡単にいえば、ファンドの投資家は発行体に運用資金を貸しているという形になります。つまり、資金を貸しているという証明書のような意味合いで発行されるのが債券ということになるのですが、単純に借用書という位置づけのみに留まらず、債券は転売することが認められています。
債券を売ったり買ったりする場合は、株式と同様に証券取引所で行うか、もしくは証券会社を通じて取引をすることもできます。ただし、証券取引所で売買ができるのは株式上場している企業の債券のみとなります。債券を売却する場合には、注意すべきことがあります。それは、必ずしも購入した時と同じ価格で売却できるとは限らないということです。FXが人気です。
株取引には市場価格というものがあり、日々変動していることは多くの方がご存知のことと思いますが、債券の価格も株式と同様に市場での取引により価格が変動しています。相場を把握した上で売却をしないと、購入時の価格を下回る形で手放すことになり、損失を被ってしまいます。債券には、「基準気配値」と呼ばれる価格のおおよその目安となるものがありますので、売却する際には証券会社に基準気配値を確認した上で手続きをすると良いでしょう。また、債券を証券取引所で売買する場合には、委託手数料と消費税が必要となります。購入時には、それに加えて元の所有者が保有していた日までに債券についた利息分を日割り計算した「経過利息」も購入代金にプラスされます。